傷を知ること①

「優しさ」ってどういうことなのかってよく考える…

大平健さんの『やさしさの精神病理』でいっている（電車でお年寄りに席を譲らないやさしさ）ことを思い出すたびに胃が痛くなる

自分の優しさもそんな類の本物の優しさじゃないんだろうなってことを自覚させられるから…

そう、結局、自分が傷つきたくないだけなんだろうと思う。
誰か仲間が悩んでいたり、苦しんでいたりする姿をみると無性になにかしたくなるんだけど、一歩踏み出せない。

足を踏み出せない一番の理由は、自身への存在への不確信。
つまり、誰だって嫌いな人や信頼のおけない人に関わってほしくないと思うよね。
他者にとって自分という存在がそれにあたるんじゃないかという不安…、
もし自分が誰からも愛されるような容姿と人間性を持ってたら、もっと仲間を積極的に関わり支えることもできたのに…っていつも思う


関わりあえる優しさ、それが出来る人間になりたいと切に願う…

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