若者憲法集会に参加して（３）

全体会の後の、”若者憲法デモ”は斬新な取り組みだったと思います。

近年だと”アピールウォーク”という呼び方を使うことが多かったように感じるのですが、敢えて”デモ”という言葉を使っていたところにもなにかしらの意図があったのかなっと思いました。

しんぶん赤旗によると、「最初500人で出発したデモ隊は、街頭の反響は大きく最後には800人に」と書いてありましたが、半分本当で、半分は間違いかな（笑）。デモや宮下公園から渋谷の街を練り歩くものだったのですが、全体集会の会場から、宮下公園まで移動する必要があったため、参加者の中でデモ開始時間に間に合わなかった方が大多数いたので、ほとんどはそういった方が途中で合流したというのが本当のところだと思います。

しかし、デモ自体も”太鼓隊””ラップ隊”など、若者らしく工夫してコールを行う様子に街頭からの反響が大きかったのは確かでした。一般的なデモだと、渋谷の若者が興味を示すことはまれですが、今回はデモをしていたほとんどが若者であったこと、ラップでのコールや、ドラムの利用とか、テンポの良いサウンドを使っていたことで、デモ隊について写メを撮っていた方も多かったと思います。

　あと、集会組織側の配慮だったのか、デモ隊に平行して、街頭の若者に”応援用”のプラカードを配布していたようで、飛び入りでデモの応援をしてくださった若者については、その”応援します”というプラカードをデモ隊に示して、デモをしている若者が応援されていることがすぐわかるようなしくみもあったようでした。私自身、女子高生くらいの若者2人が、一生懸命プラカードを示しながらデモ隊に対して「頑張って～！！」と声をかけてくれている姿にはとっても励まされる想いでした。

　若者憲法集会の様子については、NHKのニュースでも報道され、共同通信、東京新聞なので記事が掲載されていました。

　引き続き、閣議決定により集団的自衛権の行使がもくろまれているような緊迫した情勢ですが、できることからやっていきたいと思います。