就職活動の現在①
この前ショッキングな記事を見つけました。
「就活自殺3倍増・学生自殺初の千人増・仕事に殺される人2割増・政府自ら若者の雇用閉ざす新採抑制」
(国家公務員一般労働組合のブログ / http://blogos.com/33750/)
国家公務員一般労働組合のブログですが、内閣府と警察庁の2011年の自殺統計の確定値が公表されたことを受けての記事でした。
それによると、2011年は自殺者数は3万651人で14年連続で3万人を超える結果となったそうです。東日本大震災の影響はもちろん大きいであろうし、注目しなければならない事実もたくさんありますが、今回の記事では「学生・生徒」の自殺について触れたいと思います。
先述の自殺統計によると、2011年の「学生・生徒」の自殺は1,029人となり、統計を取り始めた1978年以降、初めて1,000人を超え、前年比でみても10.9%増(101人増)となっています。
また動機については、「学業不振」(140人)や「進路の悩み」(136人)が上位となっており、さらに「原因・動機別」の詳細を見ると、就活自殺(原因・動機別の学生生徒等の「就職失敗」)は52人と2007年比で3倍以上の増加が続いているとのことでした。
就職活動を苦に自殺する人がこんなにいるなんて正直思っていませんでした。悩んでいる人はたくさんいるんだろうな・・とは思っていたけれど、ここまで就活が苛烈化しているのであれば、見過ごすことのできない問題だと思います。
このブログでも就職活動については何回か触れているけれど、改めて次回以降の記事で、この問題について考えていきたいと思います。
タグ:就活
2012-03-14 20:34
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