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”民主的”であること

以前ブログで、”政治家の討論番組”は「嫌い」だ、そんな話をしたかもしれません。以前にも書いたとおり、多くの政治家の方々はその討論番組で相手の非難に終始し、ひどい時は相手に話すらさせず、叱責や悪口に終始する。どうしたら私たちの生活が良くなるかという内容以前に、「こんな人の話も聞けないような人たちが私たちの生活を良くできるはずがない・・」そんな風に思ってしまうのです。


 大きな話になってしまいますが、現在の日本を支えているのは言うまでもなく私たち国民です。どんな偉大な政治家だって、一人で何百兆円というGDPを創り出すことはできないし、なにより政治家を選出するのは国民一人一人の投票行動が必要です。

だからこそ政治家の方々が、今の日本の進む道とは違う対案を構想として持っていたとして、その構想を実現する際には、現場で働く労働者や生活する国民一人一人の納得、支持が必要になるわけです。

だからこそ政治家の方々というのは、自分の構想を持つことは前提して、その構想をいかに国民に納得できる形で示せるか、そうした力が求められると思うのです。

しかし現在の政治家の方々は圧倒的にそうした力のある人は少ないと思います。多くの方々は自分自身の構想すら持っていないように見えるし、持っていたとしても”こうすればうまくいく”というイメージだけが先行して、そこに行きつくまでのプロセスが”国民不在”のものであったりと、真に国民によりよい日本になっていくための構想を示せる方はほとんどいないように見えます。


繰り返しますが、今の日本を支えているのは一人一人の国民であり、その日本を変えていくのも一人一人の国民の仕事です。

だからこそ、政治家の方々がどんなに良い未来社会を構想したとしても、国民不在の構想であるならば、全くの机上の空論となってしまうはずです。結果に対して国民不在であることはもちろん、そのプロセスにおいても国民不在のものであるならばそれだって机上の空論でしかあり得ないのではないでしょうか。


日本の社会を変革していく事業というものは、結果としてあらゆる国民が豊かになるようなものを構想しなくてはならないし、そのプロセスにおいても国民一人一人が主体的に参加することを前提としたものになっていなければ、本当の意味で民主的な日本というのはやってこないと思います。

特権や結果ばかりを追い求めているような政治家があまりにも多く見えたので、愚痴っぽく書いてしまいました・・。


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