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怒りの感情

大人が怒ることによって、こどもは善悪を知っていくという面はあると思う。
もしある親が、世間一般の普遍的な価値基準に即して、こどもの行動に対して怒りを表現するのであれば、子どもは適切な価値基準を形成できるだろうと思う。
でももし、親がその場の機嫌で、八つ当たり的に怒りを表現するならば、きっと子どもは自らの中に確固とした価値基準を内面に形成できず、ただただ、親の目を覗ってばかりいる、自分の人生を生きれない人間となってしまうのではないかって思う・・。

ただ、人間である限り、感情を無視して生きれない。

もし、冷静さをなくし、
ただただ感情的に子どもや周りの仲間を叱責してしまったら、
後で冷静になったときに
一言
「さっきはごめんね・・」と
伝えてあげられたら、
自分が感情的になってしまった理由を、
伝えてあげられたら、
きっと、怒られた方にとっては、
ヒトにはどうしようもなく感情を表に出してしまうことがあるんだと、
その事実を気付く大切な機会となるんじゃないかと思う。

きっとそうした経験が、
その先、他者が葛藤している場面に出会った時に、
その人と優しく受け容れることができる、
土台となるのではないかと思う。

自分が”駄目な親””ダメな友人”と思ってしまっていても
それでも、きっと、どんな人であっても、
人間としての成長というものは
子どもを、他者を
変えていく力がある
そう思う。


タグ:怒り 感情 受容
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